
【体験談:まじめすぎて、いつの間にか燃え尽きていた話】
入社数年目のころ。
どんな仕事も「わしがやらなきゃ」と思って抱え込み、残業での勉強は当たり前。休みの日も仕事のことを考えていた。
気づけば休んでも疲れが取れず、「やる気が出ない自分」に罪悪感を覚えていた。
ある朝、出勤前に鏡を見たとき、ふと思った。
“やる気があることが、いつからこんなに苦しくなったんや?”
あの頃のわしは、走り続けるためのブレーキの場所を知らなかった。
🧠 今日の研究テーマ
「やる気のある人ほど燃え尽きるのはなぜか?」
(バーンアウト理論/過剰適応)
✅ 簡単に言うと:
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真面目で責任感のある人ほど、自分の限界を超えて頑張ってしまう。
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その“やる気”を維持しようとするほど、エネルギーを削っていく。
→ 結果、ある日突然「何もしたくない」状態に陥る。
“やる気がある”ことと“長く続けられる”ことは、まったく別の能力だ。
🔍 背景にある理論と研究:
◉ バーンアウト症候群(Burnout Syndrome)
心理学者-Freudenberger(1974)による概念。
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長期的なストレスと過剰な責任感が続くことで、感情的・肉体的に疲弊する状態。
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特に「やりがい」を強く感じていた仕事ほど、エネルギー消耗の反動が大きい。
◉ 過剰適応(Overadaptation)
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周囲の期待に応えようと、自分の感情や限界を無視する行動パターン。
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一見「頑張り屋」に見えるが、内側では“自分を失っていく”プロセスが進んでいる。
🛠 日常へのヒント(現場 × 逃避メソッド的視点)
◆ 現場で使える:
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「やる気のある人」ほど、“意図的にサボる時間”を入れる習慣を。
→ スケジュールに“休む”を予定として書き込むだけでも、燃え尽きを防げる。 -
毎週「やらなかったことリスト」を作る。
→ “やること”ではなく“手放したこと”に意識を向けると、思考が整う。
◆ 逃避に使える:
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「今日は何もしない」ことを“怠け”ではなくメンテナンスと呼び替える。
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逃げたいと思った瞬間に、「まだ頑張れる」と思う人ほど、
小さな逃避を日常に取り入れる必要がある。
(例:昼寝10分、外に出て深呼吸、誰にも会わない夜を作る)
🎯 今日のまとめ:
「やる気はアクセル。
でも、長く走るにはブレーキの位置も知っておくこと。」


