
【体験談:休日なのに、まったく休めなかった日】
久しぶりの連休。
何も予定を入れず、1日中家でゴロゴロしていたのに、
翌朝起きると、なぜか体も頭も重かった。
正確にはなにもする気が起きなかった訳だが。
「せっかく休んだのに疲れが取れない」と、
その“休み方”自体に今日一日無駄にしたとガッカリしたことがある。
あとで気づいたのは、
“休む”と“回復する”は、同じことじゃないということだ。
🧠 今日の研究テーマ
「休んでも疲れが取れないのはなぜか?」
(心理的回復理論/認知的切り替え)
✅ 簡単に言うと:
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休んでいるつもりでも、脳が仕事モードのままだと回復が起きない。
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重要なのは、肉体的な休息よりも、心理的な“切り替え”。
→ 何をしているかより、「仕事を忘れられているか」が鍵。
🔍 背景にある理論と研究:
◉ 心理的回復理論(Psychological Detachment Theory)
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Sonnentag & Fritz(2007)による研究で、
「仕事から心理的に離れる(detachment)」ことが
疲労回復に最も大きく影響することが示された。 -
単に体を休めるだけではなく、意識を仕事から切り離す時間が必要。
◉ 認知的切り替え(Cognitive Shift)
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脳の注意資源を仕事以外に向けることで、
前頭前野の負荷が下がり、ストレスホルモンの分泌も減少。 -
「ぼーっとする」「自然を見る」「没頭する」などの行為が、
脳の回復サイクルを促す。
🛠 日常へのヒント(現場 × 逃避メソッド的視点)
◆ 現場で使える:
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休憩中にPCで作業連絡の確認やメールチェックをするのはNG。
→ 脳が“仕事モード”に戻るため、休んでも効果が薄い。 -
「15分の完全な無思考」を入れる。
→ 外を眺めるだけ、深呼吸だけでも“心理的離脱”が生まれる。
◆ 逃避に使える:
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家で「何もしてないのに疲れる」と感じたら、
脳がまだ仕事を考えているサイン。
→ 違う感覚を使う趣味(料理・楽器・散歩など)で“スイッチ”を変える。 -
逃避の上級者は、「現実を忘れる時間」を“意図的に作る”。
→ 無駄な時間ではなく、“再起動の儀式”として扱う。
🎯 今日のまとめ:
「回復とは、何もしないことじゃない。
“仕事を忘れられる時間”を持つことだ。」


